ボードゲームは1人でも2人でも楽しい! さあ、遊んでみよう!
人がいないと遊べない?
ボードゲームがしたい。
でもなかなか皆で集まる機会がない。
そんな経験はないですか?
今回お伝えしたいことは、
「少人数で遊ぶボードゲームもなかなか楽しいよ!」
ということ。
まずは1人でも遊べるゲーム
「一人で遊んでほんとに楽しいの?」
楽しいです。1人ならではの贅沢さがそこにはあります。待ち時間もなければ、制限時間もありません。ゲームシステムとじっくり向き合ってみてください。
終わったあとはプレイ経験者と感想戦をしてみましょう。体験した人しか語れない何かがあるはず。小説みたいに。
シェフィ|Shephy
ひつじがかわいい。でも現実はきびしい。
さまざまな災厄を逃れながら羊の数を増やしてゆく「デッキ構築」ゲーム。
公式サイトにはマンガ付き追加シナリオ(ルール)が無料公開されています。
シェフィ・ポストラヴズ
普通にマンガもあります。世界はきびしくも、美しい。
楽園のシェフィ
ロビンソン漂流記|Friday
こちらもデッキ構築ゲーム。
漂流したロビンソンを鍛えて、島から脱出できるようにしてあげようという優しさ溢れるストーリー。
だがしかし、現実はやはり厳しい。(一人用ゲームは常にきびしいのだ)なぜか最後は海賊船が現れて戦うハメになります。
運が悪いと戦う前に力尽きます……がんばれロビンソン。
オニリム|ONIRIM
謎の迷宮をさまよいながら、脱出するために8つ扉を探します。
絵や世界観が独特でステキ。
"悪夢カード"が現れると計画が台無しに。
カードをめくるたび、ドキドキです。
ぼくが持ってる版は拡張ルールが3つしかなかったけど、今販売されてるものは7つも拡張がついているようです。お得。
同じ作者さんの新作一人用ゲームも続編のような感じで気になっています。
1人専用ではありませんが、一人用ルールでも十分楽しめるゲームがあります。
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カービィのコピとる!
みんな知ってるあのカービィがカードゲームになりました。
制作もおなじみHAL研さんです。
コピーした能力をつかって強力な敵を倒したり、コンボでたくさんの敵を倒したりできます。なかなか爽快。分かりやすいルールなのでお子さんと一緒に遊ぶのにもオススメです。
ナショナルエコノミー|National Economy
スパ帝さんの新作。まさに小さく完璧なゲーム。
サンファン方式:手札カードをコスト分捨てて建物カードを建築⇒そこをアクションスペースとして使用できるワーカープレイスメント。
※何言ってるか分からない人はごめんなさい、でも楽しいよ
さらにワーカー維持コストで支払ったお金が、サプライとは別に集計されゲーム展開に幅を持たせるワクワク感。
1~4人用ですが、何人で遊んでも楽しいです。
1人プレイブラウザ版(無料)もスパ帝さんの公式サイトに用意されています。
スパ帝国 | 小さく完璧なゲームを作ろう
続いて2人用ゲーム
「ゲーム会だと2人用ゲームはなかなか遊べないしなぁ…」
だからこそ、ゲーム会以外のシーンでサクっと遊んでいただきたいのが2人用ゲーム。ルールが簡単なものなら、ゲーム会で他の卓が終わるまでの暇つぶしとしても優秀です。
あなたがお友達にボードゲームを勧めたい時。いきなりゲーム会に連れて行くのではなく、まずは2人で遊んでみるのもオススメです。
ガイスター|Geister
説明1分、プレイ5分、遊ぶのは一生。
そんな名作ゲームです。
「あのコマは良いオバケ?悪いオバケ?」
相手の心理を読みながら、オバケコマを取り合いつつも相手の陣地に歩を進めるシンプルなゲーム。
1ゲームが短いので、何度もプレイしたくなります。
バトルライン|Battle Line
2人用ゲームでぼくが最も好きなゲームです。
カード3枚でポーカーのように役をつくり、9ヶ所中5ヶ所で相手より強い役をつくれば勝ち。
手札運もありますが、いつも接戦になるドラマティックなゲーム。
プレイ時間は30分ほどですが、初心者の方にもオススメです。
最後は2~3人でも楽しいゲーム
「プレイ人数2~6人だけど、正直4人以上いないとゲーム性が変わっちゃうからなぁ…」
そういって人数が集まらないまま、プレイする機会を失っているゲームはありませんか?たしかに人数が変わるとゲーム性も変わってしまうものは多いです。
しかし、それを加味しても楽しめる名作がたくさんあります。少人数ならプレイ時間もコンパクトになり、重量級ゲームでも2回・3回とまわすような遊び方がデキますよ。
くだものあつめ|Fruit Picking
マンカラの要素を取り込んだ「くだものお買物ゲーム」。
うまいこと"タネ"を動かすと、連続手番のコンボができて楽しい。
人数変化によるプレイ感がそれほど変わらないので、2~3人がオススメです。
スモールワールド|Small World
たくさんの種族、小さすぎる世界。種族間で陣地を奪い合います。
毎回変化する特殊能力のかけ合わせが楽しい。
プレイ人数にあわせてボードが変化するため、何人でも楽しいです。
むしろ3人以上のプレイでは、誰にも邪魔されなかったプレイヤーが勝つことが多い印象。そういう意味で2人プレイはとても平等です。ただ、「組み合わせた能力の強さ」については経験の差がでやすいかもしれません。
村の人生|Village
一族の名声を競う"人生ゲーム"。旅をしたり、市場で商売したり、議会や教会にはいったりします。
重量級のワーカープレイスメントとなれば「特化戦略」が強い印象ですが、村の人生では各アクションを効率よく使用していくことが大切な気がします。
したがって、2人プレイでもアクションスペースの取り合いがきちんと起こり、優先順位のつけ方がそのまま得点に響いてきます。
プレイ時間も比較的コンパクトに収まるため、積みっぱなしの方はぜひ2人プレイを試してみてくださいね。
さあ、遊んでみよう!
もう人が集まらないことを言い訳にする必要はありません。
好きな時、好きな人と存分にボードゲームを楽しんでくださいね。