ゲームマーケット2017春の備忘録(1/2)
ゲームマーケット2017春に出展したよ。
参加された方、おつかれさまでした。また、ブースまで遊びに来ていただいた方、本当にありがとう。嬉しかったです。
前置き
この記事はレポートではなく、ただの日記です。ゲムマ全体の話や、このブースが良かったよという話は、他のブロガーさんのレポートをご覧いただくことにして、ここでは次回出展に向けた備忘録と、自サークル作品の反応、苦悩、希望、今後についてまとめてみたい。
今回のゲムマ会場は広いわりに、区分けが分かりやすかった。また、例年午後になると人が落ち着いてくる印象だが、今年は午後からも人が途切れず、始終賑わっていたように思う。
ゆるあ~とは2015年秋にゲムマ初出展したボードゲーム制作サークルで、ぼくを含め4人で活動している。現在は「最上川」「狼と七日間」「2FDM」を頒布中。
出展に向けた準備物
実際のブース風景はこちら。
設営できたよ!
— ゆるあ~と ゲムマ春お疲れ様でした (@yuruartist) 2017年5月14日
Cの06だよ!
ゆるあ~とだよ! pic.twitter.com/c8npzfqKnb
ちなみに↑はぼくじゃなくて、あかしあさん
ヒマだったのでバトルフィールドを生成しました!
— ゆるあ~と ゲムマ春お疲れ様でした (@yuruartist) 2017年5月14日
デュエルスタンバイ! pic.twitter.com/BrAyjy5LOu
POPや値札は前日にひとりで準備した。デザイン・印刷・ラミネート加工・ボール紙への貼付など意外と手間がかかり、正直間に合わないかと思った。今後はゲムマ1週間前までに準備し、作品と同梱発送したい。
準備したものは
- プライスカード&完売POP
- お品書き
- POP(試遊卓、サークルロゴ)
- POPスタンド 6個
- 作品を置くカゴやスタンド
- テーブルクロス(販売ブース用・試遊卓用2枚)
- チラシ&チラシスタンド
- お釣りセット(500円玉・100円玉 各50枚)
- お釣りを受け取る大きめのトレイ
- 予約表
- ボールペン、油性ペン、はさみ、カッター、ガムテ、スコッチテープ、メモ帳
- ゴミ袋、ティッシュ
- ゆうパック配送伝票3枚
- 水500ml、のど飴一袋、パン
- ツイッターアイコン入りの名刺&ネームホルダー
ゲムマのツールつくりおわった
— ゆたか (@yutaka_88) 2017年5月13日
これから荷造りして間に合えば東京いくよ
宿も取ってないので、どこかで朝までボドゲやってないかな(笑) pic.twitter.com/vEt7yIfe0E
ゲムマ用に名刺つくりました【C06】
— ゆたか (@yutaka_88) 2017年5月9日
見かけたらよろしくお願いいたします pic.twitter.com/d8DhIZitHa
こうして見ると意外と多いね。可能なら事前に購入して送っておきたいところ。また、ブーススペースは非常に狭いため、個人の荷物はなるべく少なくし、文房具類を入れておく箱や袋をきちんと用意すると良い。今回はスペースの都合で用意しなかったが、作品の中身を広げてさわったり・説明書が読めるサンプルがあると良いだろう。プライスカードは近くにきたらハッキリ見える場所・角度・大きさで。商品のプチ紹介文があるとなお良い。商品ディスプレイは、箱が重量に耐えられるなら積み上げるとインパクトがある。裏においた在庫から渡していくと前面ディスプレイを何度も直す必要はない。積み上げディスプレイは序盤こそ目立つが、後半まで積み上がっているとむしろ「面白くないから在庫が余っているのでは?」と思われる場合も。頃合いを見て間引く。整理整頓は気づいたらやろう。お釣りを受け取るトレイは今回から導入して大活躍。渡す方も楽だし、こちらとしては小銭の確認が楽。こまめな水分補給は必須だ。特に試遊卓でインストを繰り返す人は適度にのど飴をなめながら休憩を。ぼくは去年しゃべりすぎて急性声帯炎になり、ディアシュピールさんでの交流会でまったく話せず帰宅した苦い思い出がある。会場が騒がしいと声を張ることになるため、インスト用資料を用意して負担を減らすことも一考される。
あまり効果がなかった?
今回のチラシは失敗だった
チラシ代を削減するため、メインビジュアルとお品書きをスタンドに貼り付け、ブースへのアクセスのみをチラシに記載した。結果、100枚用意したが十数枚しか手に取ってもらえなかった。目立つし、いいアイディアだと思ったんだけどなあ。オシャレなチラシの方が持って行ってもらえるようだ。よく考えたら、たしかに自分もオシャレなチラシしか手に取らなかったじゃないか!まあ、手に取ったチラシの商品を買うかどうかはまた別の話だけども。
今後導入を検討したいもの
まずはブース背面や試遊卓に飾るタペストリー。5千円~数万円でつくれるらしい。かっこいい。憧れる。もう3年目だし、大御所感をだしてこう。サークルTやポロシャツなどのユニフォームもありだね。一目でスタッフと分かるのも良い。ブースがあまりにも狭いので、組み立て式の簡易棚があると役立ちそう。広さがないなら、高さで勝負だ。ただし、やりすぎには要注意。高さを出し過ぎたディスプレイで、隣のサークルさんに迷惑をかけていたところも見かけた。クリアファイルゲーム「2FDM」はビニールがけして500円ゲームにしても良いのでは。正直、300円と500円の間に大きな差があるとは思えない。ビニールがけすれば委託もしやすい。先ほども書いたが、インスト用資料や一目でゲーム内容が伝わるPOPがあると良い。スタッフさんが増えるにつれ、「どんなゲームなの?なにが面白いの?」の質問に全スタッフが回答できるよう、そういった資料の必要性を感じる。SNSが盛んなこのご時世、撮影を促すようブース名入りの「撮影OK」POPも効果がありそうだ。
新作「最上川」について
全部で100個用意して、予約20個ほど、ゲムマでの頒布数は53個。完売いけるか?という期待もあったため悔しいが、50個は平均的な頒布数だろう。旧作の反省(後述)を活かし、渋いゲーム性を反映した渋めのグラフィックを目指した。ゆるあ~とのロゴはとてもかわいい。かわいいが故に、ポップでキュートなお手軽ゲームを作っていると思われがちだ。そこで今回はサークルロゴを極力抑え、お品書きやPOPなどは「最上川」の渋いビジュアルを全面に出した。これが功を奏し、ちゃんと渋ゲー好き層にいきわたったと自負している。残りは6/3の仙台アナログゲームフリーマーケットや、仙台のゲームカフェさんに相談して置いてもらう予定だ。
旧作「狼と七日間」について
これについては長くなりそうなので記事をわけようと思う。爆死した話だよ。続報を待たれよ。
→書きました
ゲームマーケット2017春の備忘録(2/2) - ボードゲームで遊ぼうよ?